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16th 6月
2013
written by admin

「村上龍と坂本龍一 21世紀のEV.Cafe」という村上龍と坂本龍一の対談本を読んだ。この中には、20年前の二人の対談も残っているのだが、20年間で日本、というか日本人が抱えている前提が大きく変わったことを改めて認識させられた。
20年前と言えば、バブル崩壊後だ。バブルがはじけて、これまでみたいに浮かれた感じではいかんぞという雰囲気がありつつ、それでも日本は経済的に右肩上がりで世界の中でも特別な国なんだという自信と誇りがみんなにあった時代なんだろうと思う。

しかし現在は、経済的には長期的に良くなる見込みは全くなく、少子高齢化、国際秩序の中でも置いてけぼりと、「成長」「希望」というキーワードがむしろうそ臭い世の中になってしまった。こうした時代にいかに前向きなアナウンスが可能か、またはそういったアナウンスは必要なのかについて考えさせられる内容になっており、なかなか脳に刺激的な時間を作れたと思う。

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